<北海道 18山>
|
1・1 利尻富士(りしりふじ) 利尻山(りしりざん)利尻岳(りしりだけ) 1,712m 宗谷支庁利尻郡利尻町仙法志・利尻富士町鴛泊(おしどまり) <鉄道:宗谷本線稚内駅、稚内港からフェリーで鴛泊港 空港:利尻空港> |
利尻富士(りしりふじ)は、北海道の最北端に近い天塩(てしお)平野の西方、日本海に浮かぶ、ほぼ円形をした利尻島を構成する火山。島全体が“富士”になっているということもできます。
利尻山は、かなり侵食の進んだ火山体であるため、ごつごつとした男性的な山という印象があります。歴史時代の噴火記録はないものの、活火山の見直しが最近進められた結果、2003年、火山噴火予知連絡会により、新しく活火山と認定されました。
北麓にある湧水「甘露泉水」は、環境省の名水百選に選定されています。
利尻という名称が、「リイシリ」=「高山のある島」というアイヌ語の意味があります。江戸時代から道北地方では、よく見える利尻山を対象とした信仰、伝説が残されています。島内では、江戸時代以来、航海や漁業の安全と豊漁を願って、各集落に神社(祭神は大山祇神が多い)が置かれています。とくに、島の北部、本泊(もとどまり)地区には、江戸時代の場所、運上屋(海産物の交易場)がおかれ、近隣の神社の鳥居などに「利尻大権現」と刻まれたものもあります。 宗教登山としては、明治23年に紀州から訪れた行者が山頂に祠を建て、そこに不動明王像を安置したことが始まりです。現在は、山頂になく麓のお寺に安置されています。また、経緯は不明ですが、登山道沿いに「薬師如来」や「弘法大師」と刻まれた石碑が置かれています。ある程度の宗教的な登山が行われていたものと考えられます。 利尻山はいつごろから「富士」がつく名前で呼ばれるようになったかはっきりはわかりませんが、明治2年に蝦夷地が北海道と改称、利尻は北見国利尻郡という区画がされました。そのころは、北見富士とも呼ばれていました。その由来は、おそらく富士山のような円錐形の山容(洋名はランタン=洋燈)が「富士」と読ませたのだと思われます。利尻富士の呼称ですが、大正12年に小樽新聞社が創立30年を記念して読者投票により行った北海道三景の募集の際、利尻富士が1位に選定されました。おそらくこれが最初に活字になったものではないかと思います。
協力:利尻富士町
|
1・2 音威富士(おといふじ) 477m 上川支庁中川郡音威子府村字咲来(さつくる) <鉄道:宗谷本線音威子府駅 道路:国道40号 音威子府村役場> |
※情報をお寄せください。
|
1・3 北見富士(きたみふじ)<紋別市> 大山(おおやま) 1,307m 網走支庁紋別市上渚滑町上立牛(かみしょこつちょうかみたつうし) ・紋別郡滝上(たきのうえ)町雄伯(ゆうはく)・紋別郡遠軽(えんがる)町丸瀬布(まるせっぷ)上丸
<鉄道:石北本線下白滝駅 道路:国道333号 白滝総合支所> |
※情報をお寄せください。
|
1・4 知床富士(しれとこふじ) 羅臼岳(らうすだけ) 1,661m 根室支庁目梨郡羅臼町湯ノ沢町 ・網走支庁斜里郡斜里町大字遠音別村字岩尾(おんねべつむら) <鉄道:釧路本線斜里駅 道路:国道334号 知床峠・羅臼町役場> |
知床半島の最高峰。主峰羅臼岳を筆頭に1500メートル級の山々が連なっています。羅臼岳の山頂からは海に突き出した知床の山々を見ることができ、オホーツク海の広がる眺めは日本有数です。海に囲まれた知床半島であって稜線近くは高山ハイマツ帯が広がり、多種の高山植物が生育しています。
|
1・5 増毛富士(ましけふじ) 暑寒別岳(しょかんべつだけ) 1.491m 萌支庁増毛郡増毛町暑寒沢 ・空知支庁雨竜郡北竜町字竜西・空知支庁雨竜郡雨竜町字恵岱別(えたいべつ) <鉄道:留萌本線増毛駅、函館本線妹背牛町 (もせうしちょう)駅 道路:国道231号 増毛町役場、 国道275号 新十津川町役場> |
情報をお寄せください。
|
1・6 黄金富士(こがねふじ)
<鉄道: 札沼線石狩月形駅 道路:国道451号 浜益支所> |
※情報をお寄せください。
|
1・7 富士形山(ふじがたやま) 638m 空知支庁樺戸郡新十津川町字トップ(「トップ」は実在する地名です) < 鉄道:札沼線新十津川駅、函館本線滝川駅 道路:国道275号 新十津川町役場> |
※情報をお寄せください。
|
1・8 北見富士(きたみふじ)<北見市> 1.291m 北見市留辺蘂(るべしべ)町厚和(こうわ) <鉄道:石北本線留辺蘂(るべしべ)駅 道路:国道39号 留辺蘂(るべしべ)町富士見> |
※情報をお寄せください。
|
1・9 斜里富士(しゃりふじ) オホーツク富士(おほーつくふじ) 斜里岳(しゃりだけ) 1,545m 網走支庁斜里郡清里町字向陽・根室支庁標津郡標津町字川北 <鉄道:釧網本線清里町駅 道路:国道244号根北峠 空港:中標津空港> |
阿寒の山々と知床連山の中間にそびえる斜里岳は、日本百名山のひとつでもあり、登山も盛んな山です。晴れた日は、網走方面から清里へ向かう道すがら、斜里岳の美しい姿を見ることができます。独立峰的な山なので、見つけるのも簡単です。清里に近づくにつれ徐々に大きくなるその姿に、誰もが感動を覚えずにはいられません。また、頂上からの眺めは摩周湖はもちろん、遠くオホーツク海に浮かぶ国後島まで見渡すことができます。
|
1・10 温泉富士(おんせんふじ) 660m 根室支庁標津郡中標津町字養老牛 <鉄道:釧網本線緑駅 道路:国道272号 中標津町役場> |
※情報をお寄せください。
|
1・11 美瑛富士(びえいふじ) 1,881m 上川支庁上川郡美瑛町字白金 ・十勝支庁上川郡新得町字屈足(くったり) <鉄道:富良野線上富良野駅、根室本線新得駅 道路:国道38号 美瑛町役場、 国道274号 新得町役場> |
阿寒国立公園は雄阿寒岳、雌阿寒岳、硫黄山、摩周岳などの火山と阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖などのカルデラ湖で形成され、その雄大な景観が最大の魅力となっています。阿寒富士は、雌阿寒岳の10火山の一つで標高は1,476.3メートルあり、エゾマツ、トドマツなどにおおわれ、貴重な高山植物が生息しています。また、エゾシカやヒグマ、シマフクロウ、エゾライチョウなどの動物も暮らす豊かな自然を形成しています。
|
1・12 糖平富士(ぬかびらふじ) ウベベサンケ山 1.835m 十勝支庁河東郡上士幌町 ・十勝支庁河東郡上士幌町字幌加(ほろか)・鹿追町北瓜幕(きたうりまく) <鉄道:根室本線帯広駅 道路:国道273号 糠平湖> |
※情報をお寄せください。
|
1・13 阿寒富士(あかんふじ) 1,476m 釧路支庁白糠郡白糠町滝の上 ・釧路市阿寒町飽別(あくべつ)、 十勝支庁足寄郡足寄町上螺湾(かみらわん) <鉄道:根室本線釧路駅 道路:国道241号 オンネトー、 国道240号 阿寒湖> |
阿寒国立公園は雄阿寒岳、雌阿寒岳、硫黄山、摩周岳などの火山と阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖などのカルデラ湖で形成され、その雄大な景観が最大の魅力となっています。阿寒富士は、雌阿寒岳の10火山の一つで標高は1,476.3メートルあり、エゾマツ、トドマツなどにおおわれ、貴重な高山植物が生息しています。また、エゾシカやヒグマ、シマフクロウ、エゾライチョウなどの動物も暮らす豊かな自然を形成しています。
|
1・14 蝦夷富士(えぞふじ) 羊蹄山 松前富士(まつまえふじ) 後方羊蹄山 羊蹄富士(ようていふじ) マッカリヌブリ 1,898m 後志支庁虻田郡倶知安町字高嶺・喜茂別町字比羅岡・京極町字川西 ・真狩村新陽・ニセコ町字羊蹄 <鉄道:函館本線ニセコ駅・倶知安駅 道路:国道5号 ニセコ町役場、 国道276号 京極・倶知安町役場> |
羊蹄山は、北海道南西部にある火山で、全国の「○○富士」のなかでは、最もよく富士山に似ているといわれる成層火山です。山頂部には、大釜と呼ばれる直径約700m、深さ約200mの火口があり、南斜面には、小富士・南富士などの側火山があります。アイヌ語では、マッカリヌプリ。
歴史時代の噴火記録はありませんが、噴出物などの調査から、1万年以内に噴火したことがあると推定され、2003年、新たに活火山に認定されました。
山麓には、環境省の名水百選にも選定されている「羊蹄のふきだし湧水」があります。
【蝦夷富士と「山梨村」】
羊蹄山山麓には、明治の大水害(1907年8月)で土地を失った、山梨県の人々3000人あまりがこの地に移住し、「山梨村」として開拓した歴史があります。
生まれ故郷の富士とよく似た羊蹄山は人々の心の支えになったのではないでしょうか。現在「山梨村」の移住者の子孫はわずか5世帯、山梨小学校は2007年春に閉校となりました。山梨校の玄関ホールには、山梨県の風景が描かれたステンドグラスが残されています。
(山梨日日新聞2007年9月18日の記事より編集)
|
1・15 母恋富士(ぼこいふじ) 162m 胆振支庁室蘭市御前水町3丁目 (*地図上不明:母恋北町・南町・御前水町にまたがる小山) <鉄道:室蘭本線室蘭駅 道路:国道36号 室蘭市役所> |
母恋富士は、室蘭市の母恋北町・南町と御前水町にまたがる山で、国土地理院の地図では標高141㍍となっています。絵鞆半島は平地が極端に少なく、火山活動で地下から噴出した溶岩でできた山々が連なっており、その中の一つが母恋富士です。
誰が、いつ、この山に「母恋富士」の名前をつけたかは不明ですが、本州から来た人が明治40年頃から呼ぶようになったのではないかと推察されています。遠く故郷を離れて室蘭の地に来た人がアイヌ語の地名「ポコイ」に、母を思う「母恋」を連想することは自然の感情ですし、山容のよいこの山を「富士のようだ」と誰かが言い、「母恋富士と名を付けよう」と誰かが言い、皆が同調したのではないでしょうか。
母恋富士は硬い安山岩でできており、摂理があるため利用されやすく、石材業者が山頂部を削って採石し、道路や港の埋め立てに使用しました。採石は昭和40年代に終わりましたが、山はそのまま放置されました。
頂上へ至るルートは2方向からありますが、山頂付近は崖になっており、注意が必要です。母恋北町1丁目の「車両進入禁止」のゲートから歩いて約10分で頂上です。
母恋富士は桜の名所としても知られています。「富士下の桜並木」と呼ばれ、約500㍍の道路両側に植えられた桜の数はおよそ240本で、市民の憩いの場となっております。
2008年9月8日掲載
|
1・16 渡島富士(おしまふじ) 駒ヶ岳(こまがたけ) 1.131m 渡島支庁、茅部郡森町字駒ケ岳 ・鹿部町字本別、渡島支庁亀田郡七飯町(ななえちょう)字東大沼 <鉄道:函館本線森駅・大沼駅・鹿部駅 道路:国道5号 小沼> |
※情報をお寄せください。
|
1・17 不二山(ふじやま) 497m 渡島支庁北斗市湯ノ沢 <鉄道:江差線茂辺地駅(もへじえき) 道路:国道228号 茂辺地> |
※情報をお寄せください。
|
1・18 釜谷富士(かまやふじ) 228m 函館市釜谷町(*地図上不明:釜谷町運賀川上流近辺) <鉄道:函館本線函館駅 道路:国道278号 戸井運動公園> |
※情報をお寄せください。